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3/13さよなら原発 関西アクション [デモ等]

demo.jpg
↑パレードの様子
この前の日曜日(3月13日)に、大阪市中央公会堂で開催された
さよなら原発 関西アクション―NO!高浜原発再稼働、「もんじゅ」を廃炉に!―
に参加しました。

参加者は主催者発表で1,300人で、講演会場は満員

当日は、急きょ実行委のお手伝いと、雑誌『アジェンダ』の販売をすることになり、講演会(広瀬隆「日本の破滅を防ぐ」・武藤類子「6年目のフクシマ」)には残念ながら参加できませんでした。
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↑私が担当していた販売ブース
今後見かけたらお気軽にお声をかけてください。


ちなみに、当日の模様は、USTREAMで見られます。→クリック

講演会後のパレードは、中央公会堂からスタートして難波まで。
kaijyou.jpg
↑大阪市中央公会堂
パレード・スタート地点


1時間半ほどかけて、大阪のメインストリートである御堂筋を、さよなら原発を訴えて気持ちよく歩きました。
とりわけ、心斎橋あたりからは観光客も含めて人が多かったので、アピール度は高かったかと思います。

hon.jpg帰りの電車では、会場で販売されていた
『残された選択は廃炉しかない!!』

編著:『はんげんぱつ新聞』編集部 
発行:反原発運動全国連絡会
発行日:2015/10/26

を読みました。
※ここから購入できます→クリック













第一部 座談会「廃炉の時代をひらくー危機を希望に変えて」

第二部 廃炉はすすむ
  本格的な廃炉時代が始まった
  原則は40年廃炉
   天井知らずの再稼働コストが廃炉を促す
  活断層が廃炉を決める
  裁判所が廃炉に断
   世論が廃炉を促す
  「原発ゼロ」の経験が廃炉を後押し
  「電力自由化」とリプレースの無理
   廃炉こそが電気料金を下げる
  「廃炉促進会計制度」のまやかし

第三部 廃炉のゆくえ
   廃止措置とは?
   どうする?廃炉廃棄物
   事故炉の廃止措置
   廃炉費用の総額は?

第四部 座談会「脱原発が地域再生への道」

メモ ※⇒以下は私の感想等
10頁
中嶌 哲演さんの提言
原発電力の「消費地元」たる関西大都市圏なども、原発の永久停止を条件に、合理的な電気料金値上げも含めて、脱原発への具体的で速やかな方策にとりかかろう。
⇒私も賛成
金の亡者たる電力会社なればこそ、電力料金引き上げと引き換えなら廃炉にやぶさかではないだろう。
正義の実現という観点からは、電力会社にもっと身銭を切らせたいが、それがために廃炉が遅れくらいなら金をくれてやっても良いと思う。

19~20頁
運転期間40年を厳守すれば…2030年までに25基が廃炉になる計算です。残る原発は18基。
…経済産業省が決定した長期受給見通しに示された30年度の電源構成での原子力発電比率20~22%には、とうてい届きません。
むりな数字を強引に決め。それを錦の御旗に40年超運転の原則逸脱を押しつけようとしても破綻することは明らかです。
⇒資金に乏しい「途上国」ならいざ知らず、発電プラントを40年超も使い続けるのは原発ならでは。
例えば、よりメンテナンスが易しいと思われる航空機でも、40年超も修理して飛び続けているとしたらぞっとする。

29頁
原発ゼロの14年・15年夏の最大電力(ピーク需要)は、…1億5000万キロワット強と、福島原発事故前年の実績より2500万キロワットほどの減少…
事故前年の最大電力時に原発が供給してたのは3323万キロワットでしたから、その72~75パーセントを需要の減少でカバーしたことになります。
⇒デモでよくコールされている「原発なくても電力足りてる」ということ。

57~62頁
「原発ゼロ後」に新たな希望を
「原発がなくても、こうすれば美浜町は自立できる」
森と暮らすどんぐり倶楽部に具体的なプロジェクトを掲載

廃炉を雇用につなげる
以下、福井県安全環境部 廃炉・新電源対策室の『廃炉・新電源対策に関する内外の現状と課題について― 第1次報告書 ―』(2014年8月)抜粋

ドイツでは、旧東ドイツの発電所の廃炉に際し、廃炉会社による雇用対策、建屋や跡地を活用した地域振興策を講じている事例があるほか、解体廃棄物を利用したビジネス展開を図っている事例がある。

グライフスバルト発電所1~5号機の廃炉に際し、連邦政府は失業対策の一環として、発電事業者のEWN社に出資して廃炉会社に転換させ、職員の3分の1を廃炉会社で雇用し、さらに3分の1についてEWN社が他企業への転職の斡旋や、職業訓練の実施などの支援を行った。

また、建屋や跡地などの資産を有効活用し、部分的に解放されたタービン建屋への風車や大型船舶部品の工場誘致を行った。さらに、空き地や跡地を産業団地として活用しており、バイオ燃料製造など30社以上の中小企業が立地し、約1,000人の地元雇用を創出している。

解体廃棄物の再利用については、ジンペルカンプ社(旧西ドイツ ノルトライン=ヴェストファーレン州)が廃止措置により生じる2万5千トンの廃棄物を受け入れ、貯蔵容器等の原料として再利用するビジネスを展開している。
⇒原発再稼動に賛成の福井県だが、老朽化した原発も多いことから、廃炉対策の専門部署を設け上記の報告書を作成
廃炉には少なくとも三十年以上の年月がかかると見込まれ、原発停止後の雇用の受け皿にもなり得る。


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コメント 2

ちょうそう

  社会活動お疲れ様です。私もささやかながら、脱原発を掲げる政党に投票することで、自分の意思を示したいと思います。
  次世代に直接責任のある子持ちの人達がもっと脱原発に傾いてもらえるとありがたいですが、現在のところ、原発再稼働推進派の政党が人気がありますね。経済界などは、脱原発すると経済大国から脱落すると危惧しているみたいなので、そういう意見にも影響を受けているのかもしれません。
  脱原発と石油危機が重なると日本経済もダメージを受けて、特に底辺の私などは仕事が無くなって生活が立ち行かなくなる可能性はゼロではないと思います。底辺の私にとっては脱原発しても地獄、原発推進しても地獄かもしれません。でも超長期的視野・全世界的視野に立てば脱原発が一番でしょうね。挫折しかない人生でしたが、自分なりに挑戦した人生なので、何が起こっても出来れば脱原発の地獄も冷静に受け入れたいと思っています。その時の社会政策によっては地獄にはならない可能性もありますしね。ユーグレナでエネルギーが賄える時代が来るといいのですが。
  「巨怪伝」図書館で借りました。ボリュームがあるので読破は難しそうです、汗。自分の気になるところを拾って読んでみます。とりあえず、著者の考えが分かる、まえがきとあとがきを最初に読みました。
by ちょうそう (2016-03-27 15:47) 

hnhk

ちょうそう さん

歴史を振り返ると、経済破綻や戦争、天変地異は幾度となく繰り返されてきましたが、数十年経つとたいてい被害を回復し、元通り以上の人口・生産力になります。今のところ例外はないようです。

しかし、地球規模の放射能汚染に関して歴史上経験したことがありません。
地球史レベルでは、誕生間もない地球には放射性物質があふれていて、それが半減期を繰り返しつつ数億年経って、ようやく生命が誕生したようです。

つまり、放射能汚染は歴史レベルでは回復しがたい問題だと言えます。
福島やチェルノブイリを見れば明らかなように、広大な土地を汚染するので、食糧生産にも大打撃を与えます。
お金に頼らず、自給自足をしようにも土地が汚染されてはどうにもなりません。

私としては、今後の円の海外由来物品購買力の低下を見据え、できるだけ自給自足(特に食料)を進めることで乗り切りたいと考えています。
そうすれば、日本経済の浮沈に一喜一憂することも少なくなります。
是非、家庭菜園やDIYを頑張りましょう。

「巨怪伝」借りられたんですね。
読み物として面白いので、つぼにはまれば一気に読破できると思いますよ!

by hnhk (2016-03-27 16:25) 

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