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アジェンダ第50号(2015年秋号) 特集  脱資本主義への展望 [アジェンダ]

jour50.jpgアジェンダ第50号の特集は「脱資本主義への展望」
以下コンテンツ(緑文字が雑誌コンテンツ、灰色文字は内容紹介及び私の一言感想等)

グラビア 70回目の原爆忌 ヒロシマ
この時期に毎年広島を訪れている本誌編集部が撮影(毒ガスを製造していた大久野島も訪問)
 
コラム 「安倍70年談話」
加害者による「謝罪」終了宣言の非常識を批判


特集  脱資本主義への展望

インタビュー グローバル社会的経済は資本主義のオルタナティブです(丸山茂樹さん ソウル宣言の会)
資本主義的グローバリゼーションがもたらす危機的状況に対するオルタナティブとして、「グローバル社会的経済のネットワーク」を訴えた2013年の「ソウル宣言」
この取り組みの意義を語る。
「社会的経済は信頼と協同を基礎にして効率性と平衡性そして持続可能性を同時に達成しようとする。
協同組合、人々が住む地域の企業(マウル=村や町の企業)、社会的企業(営利本位の企業を除外)、信用組合とマイクロ金融、そして非営利諸団体などが社会的経済を構成している。」(ソウル宣言の会より

脱資本主義あるいはポスト資本主義の社会構想(広井良典 千葉大学)
資本主義=市場経済+拡大・成長
社会主義=計画経済+拡大・成長
という「拡大・成長」を競う対立構造から、対立そのものを乗り越えた社会構想について紹介
 
脱成長と田園回帰(大江正章 コモンズ代表)
脱成長・地域を重視する地方自治体、若者世代の田園回帰・非農家出身の新規就農者の急増・新規就農者の有機農業志向等から、都市型社会ではなく、地域に希望を見出す。
今号では、書評欄で大江氏の著作『地域に希望あり―まち・人・仕事を創る』も紹介
 
脱資本主義への展望―金融の悪魔的暴走を押さえ、労働の尊厳を取り戻す(本山美彦 京都大学名誉教授)
米国の「スタートアップ企業法」と、それによって巨額の資金調達をなしとげた企業の具体例を紹介
スタートアップ企業は、短期間でリターンを要求されるために、労働者を公正に扱うなど二の次となる。
 
世界の格差問題をいかに解決できるか?―ピケティのグローバル累進資本課税と金融取引税の有効性を検討する― (上村雄彦 横浜市立大学)
世界・一国内・南北間等の格差問題について「ピケティの議論を手がかりにしながら、その解決策として提示されているグローバル・タックスを検討し、その有効性と実現可能性を考察」 

レポート  立山小水力発電所見学会に参加して
日本で唯一市民出資によって設置された小水力発電所「小早月発電所」の見学会に本誌編集部委員が参加
 
コラム  ポスト資本主義と「火の鳥」
 
特集改題

「資本の論理」:「資本の増殖が最優先」かつ経済の成長・拡大が必須
「資本主義の限界」:①環境・資源、②市場の飽和→生存に必要な公共システムまで市場化
「経済成長」:市場を通じて「貨幣に換算された価値」の増大に過ぎない
⇒様々なレベルでのオルタナティブの提言・実践・共有化を通じて「脱」・「ポスト」資本主義を展望 

書評  『朝鮮学校物語 あなたのとなりの「もうひとつの学校」』
朝鮮学校に「親北」の烙印を押している現実もある韓国
その韓国で朝鮮学校の歴史と実情を知ってもらうために出版された『朝鮮学校のはなし-差別とたたかい夢見る子どもたち』の日本語版を紹介
 
書評  『沖縄の自己決定権 その歴史的根拠と近未来の展望』
かつて米国は、日米和親条約を結ぶ一方で、同時期に琉球王国と琉米修好条約を締結。
以降の160年に渡る歴史を踏まえつつ、「『自治』実現の構想」までが語られる。
 
寄稿  信は万事の元となす―中日国交正常化交渉に関する再考察(倪 志敏 龍谷大学客員研究員)
経済的には結びつきを強めながらも、安全保障、歴史問題等をめぐっては対立を深める両国
このような情勢ゆえに、立ち返るべき原点である日中国交正常化交渉。この経緯を最新の研究に基づいて考察する。
 
 <連載> 時代の曲がり角で 第38回 夏の終わりに考えたこと(康 玲 子 高校非常勤講師)
旧植民地出身者の筆者にとって、「日本」とはどのようなものなのか、様々な思いを現在の社会情勢と照らし合わせながら語る。
 
<連載> 食をゆたかに ピンチはチャンス!(26)麻婆茄子(マーボナス)(舘 明子 元自然派なずな屋スタッフ)
 
<連載> 変わるラテンアメリカ ―「より良き世界」のかたちを求めて(32)―アルゼンチン ラテンアメリカとヨーロッパの社会運動の対話 (石橋 正 本誌編集部員)

アルゼンチンで開催された「解放と平等のための国際フォーラム」における、イニゴ・エレホン氏(ポデモスのリーダーの一人)と、アルバロ・ガルシア・リネラ氏(ボリビア副大統領)の発言を取り上げる。
 
<連載> 弁護士O(オー)の何かと忙しい日々第33回 デモのお供に「救援ノート」。 (大橋 さゆり 弁護士)
デモ参加者を敵視する公安警察に対する、弁護士による「デモ見守り活動」
違法逮捕・拘留を防ぐためのマニュアル「救援ノート」を紹介
 
<連載> 「安全な社会」って何だろう~最近の刑事立法を考える第19回 不十分な取調べの可視化と引き換えに盗聴拡大、司法取引新設 (大杉 光子 弁護士)
警察・検察の権限拡大を狙う刑事訴訟法「改正」の問題点を弁護士が解説
 
歌壇 西村恭子 選
短歌のページ。短歌投稿募集中※選考の上掲載 
 
<連載> コミックアジェンダ おざわゆき『凍りの掌 シベリア抑留記』

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